日本保育学会倫理綱領に基づき作成した倫理事例集を見直し、特に前半の部分の内容の表現の方法を大きく修正している。その内容は、第1部は研究成果の発表と倫理として、研究データ・資料の取り扱いの問題、引用上の問題、倫理綱領に抵触する疑義が持たれる事態、学会大会発表時の問題、その他研究倫理上の問題として、第2部は、保育実践研究の実施と倫理の問題として、1.保育者が実践をしつつ研究を行う場合、2.保育者と外部実践者の共同研究、3.保育者と研究者の共同研究、4.研究者が園で研究する場合、5.保育者が研究者からの依頼を受ける場合、その他実習生の受け入れ、関係機関との連携についてである。