■オープンアクセスとは
『保育学研究』を公開している、J-STAGEにおいて「オープンアクセス」とは、インターネット上に論文等を無料公開し、 二次的利用の範囲に関するライセンス情報を明記することで、誰もが障壁なくアクセスできることをいいます。※1)
公的資金※2)による論文の即時オープンアクセスが義務化※3)されました。『保育学研究』へ掲載時、ライセンス情報が付与された論文が、J-STAGEにて無料公開されるため、義務化への対応を、個人で行う必要がなくなります。
■CC(クリエイティブ・コモンズ)ライセンスとは
CCライセンスとはインターネット時代のための新しい著作権ルールで、論文を公開する際「この条件を守れば論文を自由に転載等して構いません。」という意思表示をするためのツールです。CCライセンスを利用することで、著作権を保持したまま論文を自由に流通させることができ、読み手はライセンス条件の範囲内で再配布や改変などをすることができます。※4)
『保育学研究』第65巻より、掲載論文全てに、CC-BY-SA※5)を付与します。CC-BY-SAとは、執筆者名、タイトルなどを表示し、改変した場合には、同じCCライセンスで公開すれば、営利目的での二次利用も許可します。
■オープンアクセスのメリット
・無料で閲覧できることから、多くの人にみてもらえること。
・ひろく利用される、利用されやすいこと。
→二次利用の範囲・条件が明示されているため、利用者として二次利用がしやすく、また、著作権者の意にそわない二次利用が起こりにくくなります。
・論文の閲覧数、ダウンロード数、被引用数などが増加すること。
→とくに、二次利用が増えることで、論文の流通が促進されます。
・二次利用(複製・転載・翻訳など)に関する対応が軽減されること。
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※1)科学技術情報発信・流通総合システム(J-STAGE)発行機関向け利用規約第2条(3)(https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/TermsAndPolicies/ForPublishers/-char/ja)(情報取得2026年1月7日)
※2)「公的資金」とは、国又は資金配分機関から大学、研究開発法人等に対して交付、補助又は委託する全ての経費を対象とする。公的資金は、公募型の研究資金とその他の経費(機関に対する基盤的な経費である運営費交付金等)からなる。(「公的資金による研究データの管理・利活用に関する基本的な考え方」(令和3年4月27日統合イノベーショ ン戦略推進会議決定))
※3)内閣府「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」(https://www8.cao.go.jp/cstp/oa_240216.pdf)(2024年2月16日)
※4)クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは(https://creativecommons.jp/licenses/)
※5)CC BY-SA 4.0 コモンズ証(https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja)