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保育学文献賞
■保育学文献賞とは
 保育学文献賞(正式には、一般社団法人日本保育学会保育学文献賞)は、保育に関する文献を表彰することを目的に設置されたものであり、保育学の発展や保育実践の向上に非常に有意義であると考えられる優れた文献に授与されます。
沿革
規程
日私幼賞・保育学文献賞受賞者一覧
受賞回次
(授与年度)
書    名 発 行 所 受 賞 者
第60回
(2024年)
選考理由・書評
コミックで発信★保育に活かす子どもの権利条約
「保育通信」より
エイデル研究所 公益社団法人 全国私立保育連盟
保育者の身体的・状況的専門性
保育実践のダイナミック・プロセスの中で発現する専門性とは
萌文書林 古賀 松香
第59回
(2023年)
選考理由・書評
「おんなじ」が生み出す子どもの世界
―幼児の同型的行動の機能―
東洋館出版社 砂上 史子
ニュージーランドの保育園で働いてみた
子ども主体・多文化共生・保育者のウェルビーイング体験記
ひとなる書房 谷島 直樹
第58回
(2022年)
    (該当なし)
第57回
(2021年)
選考理由・書評
保育的発達論のはじまり―個人を尊重しつつ、「つながり」を育むいとなみへ ひとなる書房 川田学
トポスの経営論理(幼児教育 知の探究 12) 萌文書林

青木久子
松村和子

第56回
(2020年)
選考理由・書評
都市に誕生した保育の系譜-アソシエーショニズムと郊外のユートピア 世織書房 福元真由美
第55回
(2019年)
選考理由・書評
『資料集 名古屋における共同保育所運動
―1960年代~1970年代を中心に―』
日本評論社 公益財団法人 
東海ジェンダー研究所
『幼児期における空想世界に対する認識の発達』 風間書房 富田 昌平
第54回
(平成30)
選考理由・書評
幼児の性自認
―幼稚園児はどうやって性別に出会うのか―
みらい 大滝世津子
教育紙芝居集成
高橋五山と「幼稚園紙芝居」
図書刊行会 高橋洋子
川戸道昭
三浦佑之
米村佳樹
占領下の児童出版物と GHQ の検閲
―ゴードン W.プランゲ文庫に探る―
共同文化社 谷暎子
第53回
(平成29)
選考理由・書評
「保育」の戦後史
―幼稚園・保育所の普及とその地域差
六花出版 松島のり子
語りによる保育者の省察論
―保育との関連をふまえて
風間書房 守隨香
第52回
(平成28)
選考理由・書評
脳性麻痺の運動障害と支援 実践編
―動きやすいからだ、ALDの基本からコミュニケーションの理解まで
群青社 北村晋一
日本における保育園の誕生
  ―子どもたちの貧困に挑んだ人びと
新読書社 宍戸健夫
第51回
(平成27)
選考理由・書評
手技の歴史 フレーベルの「恩物」と「作業」の受容とその後の理論的、実践的展開 新読書社 清原みさ子
フレーベルのキンダーガルテン実践に関する研究 
-遊びと作業をとおしての学び-
風間書房 白川蓉子
第50回
(平成26)
    (該当なし)
第49回
(平成25)
選考理由・書評
死を招いた保育
 ―ルポルタージュ上尾保育所事件の真相
ひとなる書房 猪熊弘子
第48回
(平成24)
選考理由・書評
子どもの心が見えてきた
―学びの物語で保育は変わる
ひとなる書房 福島大学附属幼稚園
大宮勇雄
白石昌子
原野明子
第47回
(平成23)
選考理由・書評
日本人幼稚園保娒第一号
豊田芙雄と草創期の幼稚園教育
建帛社 前村晃
高橋清賀子
野里房代
清水陽子
第46回
(平成22)
選考理由・書評
伝承遊び考 全4巻 小峰書店 加古里子
対話的保育カリキュラム 上下 ひとなる書房 加藤繁美
「寛容性」の涵養に関する幼児教育学的考察
―可視的差異に対する幼児の反応と
反偏見教育的アプローチの分析
風間書房 日浦直美
(平成21)
2008年1月から2009年4月の発行文献については、規程の変更により
2010年大会において発表されることになった。
第45回
(平成20)
書評
こどもの傍らに在ることの意味
保育臨床論考
萌文書林 大場幸夫
第44回
(平成19)
書評
近代日本幼稚園建築史研究
教育実践を支えた園舎と地域
学文社 永井理恵子
第43回
(平成18)
書評
日本幼稚園史序説「関信三と近代日本の黎明」 新読書社 国吉栄
障碍児保育・30年
―子どもたちと歩んだ安来市公立保育所の軌跡
ミネルヴァ書房 鯨岡峻 
安来市公立保育所保育士会
第42回
(平成17)
書評
保育実践研究の方法
障害のある子どもの保育に学ぶ
川島書店 堀智晴
保育計画のつくり方・いかし方 ひとなる書 保育計画研究会
第41回
(平成16)
書評
昭和戦中期の保育問題研究会
―保育者と研究者の共同の軌跡1936-1943
新読書社 松本園子
第40回
(平成15)
もっと考えて!! 子どもの保育条件
―保育所最低基準の歩みと改善課題
新読書社 村山祐一
日本幼稚園成立史の研究 風間書房 湯川嘉津美
日本子ども史 平凡社 森山茂樹 中江和恵
第39回
(平成14)
<わたし>の発達
乳幼児が語る<わたし>の世界
ミネルヴァ書房 岩田純一
保育者としての成長プロセス-幼児との関係を視点とした長期的・短期的発達 風間書房 高濱裕子
第38回
(平成13)


(該当なし)
第37回
(平成12)
地域から生まれる支え合いの子育て ひとなる書房 小出まみ
フレーベル教育学の研究 玉川大学出版部 岩﨑次男
第36回
(平成11)
両義性の発達心理学 ミネルヴァ書房 鯨岡峻
第35回
(平成10)
おもちゃ革命
―手遊びおもちゃから電子おもちゃへ
岩波書店 森下みさ子
第34回
(平成9)

親たちは語る
愛育養護学校の子育て・親育ち
ミネルヴァ書房 愛育養護学校
(幼児期を考える会)
岩崎禎子 榎田二三子
高橋麗子 原恭子
津守房江 入江礼子
子どもの人間観 岩波書店 落合正行
教育力の原点
―家庭学校と少年たち
岩波書店 谷昌恒
第33回
(平成8)
江戸の親子
―父親が子どもを育てた時代
中央公論社 太田素子
私の園は子育てセンター
―共に育て、共に育つ保育
小学館 新澤誠治
第32回
(平成7)
知行とともに
―ダウン症児の父親の記
川島書店 徳田茂
手が育つ・子どもが育つ・生活をつくる 法政出版 丸山尚子
第31回
(平成6)
幼児の笑いと発達 勁草書房 友定啓子
第30回
(平成5)
ペスタロッチー教育学の研究
―幼児教育思想の成立
玉川大学出版部 鈴木由美子
第30回より日本保育学会保育学文献賞と名称変更
第29回
(平成4)
日米の働く母親たち
―子育て最前線レポート
ミネルヴァ書房 杉本貴代栄 中田照子
森田明美
母子関係と集団保育
―心理的拠点形成のために
明治図書 金田利子 柴田幸一
諏訪きぬ
第28回
(平成3)
スウェーデンからきたトッテ
―絵本の中の比較教育学
勁草書房 石崎秀和
僕たちだって遊びたい
―障害児 気になる子の遊びを見つめ直す
萌文社 太田令子他著
心理科学研究会
第27回
(平成2)

感性があぶない-風を見る子どもたち 毎日新聞社 寺内定夫
ブリューゲルの「子どもの遊戯」
―遊びの図像学
未來社 森洋子
感性を育む飼育活動
―自然のなかで保育を豊かに
あゆみ出版 安部富士男
第26回
(平成1)
ふたごの世界
―双生児の25年間の追跡研究
ブレーン出版 天羽幸子
第25回
(昭和63)
ことばの前のことば
―ことばが生まれるすじみち1
新曜社 山田洋子
第24回
(昭和62)
創作童話を生かした夢のある保育 学が丘保育園 学が丘保育園
(代表箕浦志保)
第23回
(昭和61)


(該当なし)
第22回
(昭和60)


(該当なし)
第21回
(昭和59)


(該当なし)
第20回
(昭和58)

いのちを育む
―おさなごに生きた人生の記録
勁文社 三宅廉
道づれ
―新しい保育を求めて
草土文化 浦辺史 浦辺竹代
異文化としての子ども 紀伊国屋書店 本田和子
第19回
(昭和57)
現代幼児教育論史 風媒社 竹内通夫
第18回
(昭和56)
光ほのかなれども 朝日新聞社 上笙一郎 山崎朋子
第17回
(昭和55)


(該当なし)
第16回
(昭和54)
さわらび フレーベル館 川崎千束
第15回
(昭和53)
キブツの保育 誠信書房 石垣恵美子
第14回
(昭和52)
幼児の心身発達と環境(1)
―運動能力・社会適応を中心として―
埼玉県立厚生専門学院 (該当なし)
第13回
(昭和51)
幼児の遊びに働く認知機能の条件分析的研究 広島大学 (該当なし)
第12回
(昭和50)
幼児期と体育 フタバ図書 水間恵美子 戸波和子
第11回
(昭和49)
エ.エルハウ女史と頌栄の歩み 頌栄短期大学 高野勝夫
第10回
(昭和48)
幼児の科学教育 国土社 中沢和子
9回
(昭和47)


(該当なし)
8回
(昭和46)
子どもの見ること・考えること 日本文化科学社 柏木恵子
7回
(昭和45)
愛珠 壱、弐、参 愛珠幼稚園 津村節津子
6回
(昭和44)
就学前教育 第一法規出版 川口勇 宮谷憲 青木冴子
愛と規律の保育 童心社 清水えみ子
5回
(昭和43)
幼稚園施設大鑑
―その現状と未来
ひかりのくに昭和出版 日本私立幼稚園連合会
4回
(昭和42)
日本キリスト教保育八十年史 基督教保育連盟 基督教保育連盟
3回
(昭和41)
幼児の生活と教育 フレーベル館 海卓子
2回
(昭和40)
幼児期の数量概念小峰書店の発達とその指導
(保育第20巻第1号-6号)
ひかりのくに昭和出版 諏訪教育会
幼年教育研究会
1回
(昭和39)
園外保育 ひかりのくに昭和出版 山内昭 阿部明子